3日(火)の東京市場は文化の日で休場となり、日経平均株価やTOPIXの取引はありませんでした。前日の米国でハイテク株・半導体株の売りが続いた流れを受け、アジアでは韓国株が大きく下げています。東京市場は、あす4日(水)に取引が再開します。

アジア市場(11月3日終値) 終値 前営業日比
韓国 KOSPI 5,648.79 −210.29(−3.59%)
韓国 KOSDAQ 704.39 −29.97(−4.08%)
上海総合指数 3,608.10 −29.93(−0.82%)
深セン成分指数 10,876.99 −133.69(−1.21%)
参考 値
ドル円(東京時間、14時台までのレンジ) 157円79銭〜157円96銭
サムスン電子の終値 219,500ウォン(−4.15%)
SKハイニックスの終値 1,398,000ウォン(−5.03%)

何があった?

韓国株は前日の上げを打ち消す大幅安。 ソウル経済新聞によると、KOSPIは3.59%安の5,648.79で取引を終えました。外国人投資家が約1兆5,200億ウォンを売り越した一方、個人投資家は約1兆6,600億ウォンを買い越しています。指数への影響が大きいサムスン電子は4.15%安、SKハイニックスは5.03%安となり、半導体の大型株が下げを主導しました。新興企業向けのKOSDAQは4%を超える下落でした。

背景には「AI投資の採算」への疑問。 報道では、オラクルが株式と社債で大規模な資金調達を発表したことや、メタが社債の発行を検討していると伝わったことで、米国の大手テック企業がAIに投じるお金が本当に回収できるのかという警戒が強まったと説明されています。米中間選挙を目前に控えた様子見や、中東情勢の不透明さも重荷になったとされます。

中国株も軟調。 上海総合指数は0.82%安の3,608.10で引けました。ハイテク株の比率が高い創業板指数は2.73%安、科創50指数は3.81%安と下げが大きく、計算能力(AI向けの半導体・サーバーなど)関連の銘柄が売られたと伝わっています。

為替は小動き。 東京市場が休みで取引参加者が少ないなか、ドル円は157円台後半でもみ合いました。フィスコによると、原油先物が再び1バレル97ドル台に戻ったことで、ドルは売られにくい地合いだったとされています。

注目ポイント

  • あす4日の東京市場は「連休明け」の初日。 東京が休みの間に、米国のハイテク株安とアジアの半導体株安が進みました。日経平均は半導体関連の値がさ株の影響を受けやすいため、再開後にこの流れをどう受け止めるかが焦点になりそうです。
  • 今夜は米中間選挙の投票日。 日本時間の今夜から明日にかけて開票が進みます。議会の構成によって財政や規制の見通しが変わるため、結果を見極めようとする動きが続くとみられます。
  • 米国の大手テック企業の資金調達の動き。 AI投資のための借り入れが相次いでおり、市場がこれをどう評価するかが引き続き注目されています。

ひとこと解説

「外国人投資家の売り越し」ってなに? ある期間に、外国の投資家が売った株の金額が買った金額を上回ったことを「売り越し」といいます。韓国や日本の株式市場では海外の機関投資家の売買の割合が大きく、外国人の売り越しが続くと指数が下がりやすくなります。きょうの韓国のように、外国人が売る一方で個人が買い支える構図は、相場が大きく動いた日によく見られます。

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