週明け19日(月)の東京市場で、日経平均株価は前週末比407円59銭安の64,916円70銭と反落しました。前週末の米国市場でAI・半導体関連株が大きく売られた流れを受けて、朝方には下げ幅が1,400円を超え、取引時間中に6万4,000円を割り込む場面がありました。ただ、その後は買い戻しが入って下げ幅を大きく縮めています。TOPIXは1.48ポイント高の4,067.48と、小幅ながら続伸しました。
| 10月19日(月)の東京市場 | 終値 | 前週末比 |
|---|---|---|
| 日経平均株価 | 64,916.70円 | -407.59(-0.62%) |
| TOPIX | 4,067.48 | +1.48(+0.04%) |
| JPXプライム150指数 | 1,710.18 | +0.10(+0.01%) |
| 参考 | 値 |
|---|---|
| 日経平均の午前の終値 | 64,534.03円(前週末比-790.26円) |
| 東証プライムの売買代金 | 約6兆7,835億円 |
| 東証プライムの売買高 | 約20億6,192万株 |
| 東証プライムの騰落銘柄数 | 値上がり621・値下がり873・変わらず58 |
何があった?
米国のAI関連株安が出発点。 前週末16日の米国市場では、AI向けクラウド企業のコアウィーブを巡って、AI投資を支える借り入れ(債務)への不安が再び強まり、ナスダック総合指数が2%を超えて下げました。原油価格の上昇も重なり、週明けの東京市場でも半導体・AI関連株から売りが始まりました。
朝方は1,400円超安、そこから下げ渋り。 日経平均は504円安で取引を始め、その後さらに下げ幅を広げて6万4,000円を割り込みました。日本経済新聞によると、取引時間中の6万4,000円割れは約1カ月ぶりです。午前は790円安で終えましたが、午後は米国株価指数の先物が時間外取引で上昇したことや、韓国株の持ち直しを支えに、押し目を拾う買いが入りました。取引終了にかけて一時6万5,000円台を回復する場面もあり、終値ではきょうの安い水準から1,000円ほど戻した形です。
下げたのは半導体と値がさ株、上げたのは資源と内需。 東京エレクトロン、ファーストリテイリング、アドバンテスト、イビデン、ソフトバンクグループなどが下落し、日経平均の重荷になりました。一方で、KDDI、キオクシアホールディングス、豊田通商、イオン、リクルートホールディングスなどは上昇しています。業種別では33業種のうち21業種が上昇し、鉱業、海運業、石油・石炭製品の上げが目立ちました。下げたのは非鉄金属、電気機器、繊維製品などです。
中国のGDPは予想を上回る。 11時に発表された中国の2026年7〜9月期の国内総生産(GDP)は、前年同期比4.5%増でした。ロイターの事前予想(4.4%増)をわずかに上回り、4〜6月期の4.3%増から伸びが高まっています。
注目ポイント
日経平均とTOPIXの「逆の動き」。 日経平均は下げたのに、TOPIXはわずかに上昇しました。値下がり銘柄の方が多かったものの、下げの中心は半導体などの一部の大型株で、市場全体が売られたわけではなかったことがうかがえます。
売買代金は約1カ月ぶりの低水準。 日本経済新聞によると、東証プライムの売買代金は約1カ月ぶりの少なさでした。朝方の急落のあと、多くの投資家が様子見を続けたとみられます。
今夜の米国市場。 前週末に大きく下げたAI・半導体株が週明けにどう動くかが、あすの東京市場の手がかりになりそうです。原油価格の動きにも関心が集まっています。
ひとこと解説
「押し目買い」とは? 株価が上がる流れの中で、一時的に下がったところ(押し目)を狙って買う動きのことです。きょうのように朝方に大きく下げたあと、「下げすぎ」とみた投資家の買いが入ると、取引が進むにつれて下げ幅が縮むことがあります。
ただし、押し目に見えた下げが、そのまま本格的な下落の始まりになることもあります。「下げたあとに戻した」という事実と、その先の値動きは別の話として見ておくことが大切です。
出典
- 東証大引け 日経平均は反落 米半導体安で売り 押し目買い支え - 日本経済新聞
- 日経平均大引け:前週末比407.59円安の64916.70円 - 財経新聞(フィスコ)
- 日経平均は反落、米ハイテク株安で朝方急落も後場に下げ渋る - 財経新聞(フィスコ)
- 日経平均は407円安と反落、下げ幅縮小し取引終了にかけ底堅い=19日大引け(ウエルスアドバイザー) - Yahoo!ファイナンス
- 日経平均は790円安と大幅反落、一時6万4000円割れから下げ渋り=19日前引け(ウエルスアドバイザー) - Yahoo!ファイナンス
- 東証終値407円安(共同通信) - Yahoo!ニュース
- 【株式市場】日経平均407円安で反落、朝方1400円超安から下げ幅縮小 - 日本インタビュ新聞社
- 日経平均大引け:前週末比407.59円安の64916.70円 - ザイFX!
- China's GDP expands 4.5 pct year on year in Q3 - Xinhua
- China's Q3 GDP growth accelerates to 4.5%, beating forecast - Reuters(Investing.com)