23日(水)の東京市場は秋分の日で休場となり、日経平均株価やTOPIXの取引はありませんでした。アジアでは、韓国のKOSPIが半導体の主力株に支えられて0.90%高と4日続伸した一方、中国本土株は主要指数がそろって下落し、明暗が分かれています。東京市場は24日(木)に、21日からの3連休明けで4日ぶりに取引を再開します。

アジア市場(9月23日終値) 終値 前営業日比
韓国 KOSPI 7,080.92 +63.01(+0.90%)
韓国 KOSDAQ 844.48 +10.10(+1.21%)
上海総合指数 3,936.52 -15.61(-0.39%)
深セン成分指数 13,636.07 -87.66(-0.64%)
創業板指数 3,379.61 -20.32(-0.60%)
東京時間の為替(9月23日) 15時時点 本日の値幅
ドル円 157円65銭 157円34銭〜157円68銭
ユーロ円 180円13銭 180円03銭〜180円39銭
ユーロドル 1.1426ドル 1.1423ドル〜1.1450ドル

何があった?

KOSPIは今日も「高く始まって伸び悩み」 — 前日の米国市場でナスダックが2日連続の最高値を付けた流れを受け、KOSPIは1.94%高の7,153.99で取引を始めました。ただ、その後は上げ幅を少しずつ縮め、7,100を下回って引けています。それでも終値は0.90%高の7,080.92で、4日続伸となりました。韓国では24日から秋夕(チュソク)の連休に入るため、連休前の手じまいや利益確定の売りが出やすい一日だったと伝えられています。

サムスン電子が3%超上昇 — 指数を支えたのは半導体の大型株です。時価総額首位のサムスン電子が3.25%高、SKハイニックスが1.20%高、SKスクエアが5%超の上昇となりました。一方で現代自動車(1.94%安)、サムスンバイオロジクス(1.80%安)、KB金融(1.42%安)などは下げています。投資主体別では、機関投資家が約3,170億ウォンの買い越しだった一方、個人は約1兆4,390億ウォン、海外投資家は約5,101億ウォンの売り越しでした。値上がり銘柄より値下がり銘柄のほうが多く、「指数は上昇、個別株はまちまち」という形です。

中国株は3,500銘柄以上が下落 — 上海総合指数は0.39%安の3,936.52、深セン成分指数は0.64%安、創業板指数は0.60%安と、主要指数がそろって下げました。報道によると、プリント基板(PCB)関連や医薬品関連の一部は買われたものの、メディア・映画関連が売られ、全体では3,500を超える銘柄が値下がりしています。売買代金は上海・深セン合計で1兆7,600億元と、前日の2兆1,400億元から減りました。

ドル円は底堅い — ザイFX!(トレーダーズ・ウェブ)によると、ドル円は157円34銭から157円68銭の範囲で推移し、15時時点では157円65銭でした。日本時間の23日未明にはニューヨークで日米首脳会談が行われ、高市首相は中国をめぐる諸課題について意見交換したと説明しましたが、為替市場に大きな反応は見られていません。

注目ポイント

  • 24日、東京市場が4日ぶりに再開 — 休みの間に米国ではナスダックが連日の最高値を付け、原油は5日続落しました。アジアでは韓国株が上昇、中国株が下落と反応が分かれています。休み明けの東京市場が、半導体株高や原油安をどう織り込むかが焦点です。
  • 24日の米中首脳会談 — 東京市場の再開日と同じ日に予定されています。関税やAI分野をめぐる発言は、為替やハイテク関連株を動かす可能性があります。
  • 韓国市場は秋夕連休へ — 韓国は24日から連休に入ります。アジアの主要市場の一つが休む間、海外投資家の資金の動きがどう変わるかにも目を向けておきたいところです。

ひとこと解説

今日の韓国市場は、**「指数は上がったのに、値下がりした銘柄のほうが多い」**という一日でした。なぜこういうことが起きるのかを整理しておきます。

KOSPIのような株価指数は、時価総額(株価×発行済み株式数)の大きい会社ほど指数への影響が大きくなる仕組みです。韓国市場ではサムスン電子やSKハイニックスの比重がとても大きいため、この2社が上がると、ほかの多くの銘柄が下げていても指数全体は上昇することがあります。

市場全体の「広がり」を見るには、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比較(騰落銘柄数)が参考になります。ニュースで指数の上昇を聞いたときは、「一部の大型株が引っ張ったのか、幅広い銘柄が上がったのか」を合わせて確認すると、相場の実態をつかみやすくなります。これは日経平均やTOPIXを見るときにも同じように使える考え方です。


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