22日(火)の東京市場は国民の休日で休場となり、日経平均株価やTOPIXの取引はありませんでした。前日の米国でハイテク株が大きく上げた流れを受けて、韓国のKOSPIは朝方に2%超上昇しましたが、その後は利益確定の売りに押されて小幅高で取引を終えています。ドル円は157円台半ばで方向感の乏しい動きでした。23日も秋分の日で休場のため、東京市場の次の立ち会いは24日(木)です。

アジア市場(9月22日終値) 終値 前営業日比
韓国 KOSPI 7,017.91 +10.19(+0.15%)
韓国 KOSDAQ 834.38 -1.89(-0.23%)
上海総合指数 3,952.13 +2.22(+0.06%)
深セン成分指数 13,723.74 -6.29(-0.05%)
東京時間の為替(9月22日) 15時時点 本日の値幅
ドル円 157円47銭 157円27銭〜157円57銭
ユーロ円 180円64銭 180円33銭〜180円77銭
ユーロドル 1.1471ドル 1.1463ドル〜1.1478ドル

何があった?

KOSPIは「高く始まって伸び悩み」 — 韓国市場では、KOSPIが前日比2.2%高の7,161.61で取引を始め、取引時間中には7,171.44まで上昇しました。前日の米国市場でAI関連の半導体株が買われ、ナスダックが最高値を更新したことが追い風になりました。しかし午後にかけては上げ幅を縮め、一時は7,000を割り込む場面もあり、終値は0.15%高の7,017.91でした。現地の市場解説では、前日に大きく下げた原油先物が反発したことが上値を抑えた要因として挙げられています。

個人が大きく売り越し — 投資主体別では、海外投資家が約756億ウォンの買い越しとなった一方、個人は約1兆6,080億ウォンの売り越しでした。7,000台に乗せたところで、個人投資家の利益確定が目立った形です。銘柄別ではサムスン電子が0.91%高、SKハイニックスが1.5%安と、半導体の主力株でも明暗が分かれました。KOSDAQは0.23%安の834.38で引けています。

ウォン高が進む — 為替市場ではウォンが買われ、ソウル外国為替市場のウォン相場は1ドル=1,358.2ウォンと、前日から22.8ウォンのウォン高で取引を終えました。

中国株はほぼ横ばい — 上海総合指数は0.06%高の3,952.13、深セン成分指数は0.05%安の13,723.74と、方向感に欠ける動きでした。報道によると、AIソフトウェアや半導体、医薬品関連が買われた一方、海運株は売られ、全体では3,000を超える銘柄が値下がりしています。売買代金は上海・深セン合計で2兆1,400億元でした。

ドル円はこう着 — ザイFX!(トレーダーズ・ウェブ)によると、ドル円は157円27銭から157円57銭の狭い範囲で推移し、15時時点では157円47銭でした。前日の157円台回復後、連休中で東京の参加者が少ないこともあり、目立った方向感は出ていません。

注目ポイント

  • 日経平均先物の祝日取引 — 現物市場は休みですが、大阪取引所の日経平均先物・オプションは祝日取引として売買されています。米国の半導体株高を先物がどこまで織り込んでいるかは、24日の東京市場の寄り付きを考えるうえでの手がかりになります。
  • 今夜の米国市場と原油 — 前日に大きく下げた原油が反発に転じるのか、米国のハイテク株高が続くのかが焦点です。原油は米イランの対話への期待で下げてきたため、外交関連のニュースに振らされやすい状況です。
  • 24日の米中首脳会談 — 東京市場の再開日と重なる24日には米中首脳会談が予定されています。関税やAI分野の協力をめぐる発言が、為替やハイテク関連株に影響する可能性があります。

ひとこと解説

今日の韓国市場のように、**「高く始まって伸び悩む」**値動きはよく見られます。なぜこうなりやすいのかを整理しておきます。

海外で大きな上昇があった翌日は、取引開始前から「買いたい」という注文が集まるため、寄り付きの株価は高くなりやすくなります。ところが、寄り付きで一段高くなると、今度はそれまで株を持っていた人にとって「利益を確定させる好機」になります。とくに7,000のような節目の水準では、売りたい人が増えやすい傾向があります。

その結果、朝の勢いが続かず、取引時間中に上げ幅が縮んでいくことがあります。こうした日は、終値だけを見ると「小幅高」でも、取引時間中の値動きは大きかったということになります。ニュースで「高値」「安値」「終値」が並んで書かれているときは、1日の中でどれくらい揺れたのかにも目を向けると、市場の雰囲気がつかみやすくなります。


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